何かが道をやってくる


かつて、あのサム・ペキンパーが映画化を切望して果たせなかったという、レイ・ブラッドベリの幻想小説をディズニー製作によって完全映画化。10月のある夜、中西部の田舎町に突然現れたカーニバル一座。主人公の少年たちはそのカーニバルの中で秘かに行われている奇怪な儀式を目撃する。やがてカーニバルの座長は秘密を知った少年たちに迫るのだが……。カーニバルを乗せた列車がやって来るシーンを始めとする冒頭部は、さすが幽霊映画の傑作「回転」を撮ったJ・クレイトンだけあって、非常に幻想的で雰囲気満点なのだが、中盤あたりからごく普通のジュヴナイル路線になってしまい、原作の持つダークな魅力が発揮しきれたとは言えない。ペキンパーとディズニー、全く方向性の違うふたつの作家性の中で、この原作が本当に幸福な出逢いをできたのはどっちだったろうか……。

動画

DMM動画見放題chライト
FODプレミアム
auビデオパス
TSUTAYA TV
U-NEXT
hulu
fc2

関連記事

fc2

Posted by zer-o